汗まみれ‘04

小越勇輝さんにたどり着いたオタクのブログ

握手サーキットへ参加

握手会なんて、長年アイドルヲタをやってきたにも関わらずどうも気がすすまなかった。
娘。は握手会とかそういうイベントがほんの最近まで皆無に近かったし、TOKIOはあるっちゃーあったけど、たいてい東京でしかも2、3日前にそれが分かったりするもんだから物理的に行けなかった。(後は握手しに行くテンションがその時無かったとか)
ステージ上の人であって欲しいという思いもあった。同じ位置に立たれたら、何か自分の中で変わってしまうのではないとか。まぁ、幻滅しちゃうとかね。生々しいでしょうからいろいろ。
だけど、TOKIOヲタの友人から常々「握手会は違うから、1回は行った方が良い」とアドバイスを受けていた為、決心して娘。の握手会に行くことにした。(あれ?なんかおかしい)
私が参加するのは、Bチーム(高橋愛小川麻琴田中れいな)である*1。麻琴はハロプロ内一推し(いや、いみん氏の言葉を借りれば0推しだが)・愛ちゃんはニ推し・れいなもかなり好きな方に入る。娘。の中で3人選ぶとしたら、このメンツで握手したいと思う程ベスト。
9:30過ぎ、豊中市民会館に到着。いつもの現場と少し雰囲気が異なる気がする。握手するんだもんな。ライブとは違うんだから当然か。

群れてる人々もいつもより少ない気がした。また、女性や子供の姿もチラホラ。割合でいうと0.5割くらいかね。
開場はもう始まっているので、長蛇の列に並ぶ。
10時前にやっと入場。席は22列目(後ろから10列目くらい)中央ブロックやや右寄り。
開演、フィルム上映。モーニング娘。デビューから今までの歴史をつらつらと。正直、こんなの上映する時間を握手する時間に費やして欲しいと思いつつ、なっちとか明日香とか見て涙が。
フィルム終了、娘。が登場。並びは左から田中・小川・高橋。
「色っぽいと思う人は?」というテーマで5分ほどトーク
愛ちゃん色っぽいよね〜とか。れいなが「美勇伝岡田唯ちゃんが色っぽい。なんかいやらしいカラダしてる」と言って会場爆笑。れいな必死に何かを弁解。あと自分は全く色っぽくないとか言ってたかな。
愛ちゃんが麻琴も色っぽいよ、皆もそう思うよね?みたいなことを客に振る。
(ケ´д`)(…なんっつーか、黒いなぁ愛ちゃん…。)
悪気がないだけ余計始末におえない。でもそういうところがすんげぇ可愛いです。
客の反応が微妙だったので、麻琴が「そんなことないよっ、皆困ってるよ〜!」と叫ぶ。
いったん娘。ひっこむ。司会の人から握手する際の流れの説明。
そしていよいよ握手スタート。前の席の人から。だいたい一人につき各1秒くらいか。
いろいろ言いたいことはあったが、「いつもありがとう」とだけ言う事に決める。
途中から、麻琴とれいなの間の人間ベルトコンベアーが、ヲタをぶっ飛ばすような扱いで処理をしはじめた。がっつくわけでもない人にまで。女子供にも容赦ない。アレはどう考えてもやりすぎですよ。ゴミ扱い。
30分くらい待ったか、やっと自分の番。


まず愛ちゃん、目の前にいながらも妙に冷静。近くで見て、改めてめちゃくちゃ可愛いと実感。
まず目が合う。そして笑顔。
手がものすごく柔らかい。き…気持ち良すぎる…。めちゃくちゃ可愛いことは予想の範囲内だが、手がこれほどまでに柔らかいことは範囲外。それでもなんとか自分を保つ。
(ケ´д`)< いつもありがとう!
と伝える事に成功。よく言った。
愛ちゃんさらに笑顔になり「ハイ!」とうなづく。うわぁ〜、可愛すぎる。娘。のセンターだけある、可愛さ加減が凄まじい。
そしてすぐ、私は愛ちゃんの手を離した。だって麻琴が待っていたから。
飛びつくように麻琴の手を握る。
ああ…麻琴、君はとても可愛い。金色に近い茶髪がとてもサラサラしてて、肌が白くてお人形さんのようだった。背も思ったより小さくて(愛ちゃんとれいなは小さいだろうことは分かっていたけど)、華奢な印象。
あまりの眩しいお姿に頭がボ〜ッとして、一瞬意識を手放しそうになった。
それでも「いつもありがとう!」となんとか伝える。麻琴は嬉しそうに「ハイ!」とうなづく。ほんわかした笑顔がたまらない。
そして愛ちゃんをさらりと終わらせたせいか、なんだか余裕があるような気がして、
(ケ´д`)< 応援しとるけぇ!
と、とっさに言った。なまってしまった。しまった、思うが言い直しする時間などない。麻琴はとろけそうな笑顔で「ハイ!」とまた大きくうなづいた。
妄想だろうが、私の気持ちは伝わったと思った。ちなみに手の感触は全く憶えてない。
満足にひたりつつ、れいなと握手…んが、私は例の鬼畜人間ベルトコンベアーに麻琴から引き剥がされた格好であった。
「いつもありがとう!」と言わねばと思ったが「ぃ、ぁ…」と声を出すので精いっぱいだった。
どこをどうやってそうなったのか覚えていないが、れいなはそんな中でも手を握ってくれた。(何故そんな記憶が残っているかというと、一際小さくて細い手の感触が残っているからさ)
れいなは、ちょっと気の毒そうに私を見つめ「わかっとるけんね」と言いそうな表情でうなづいてくれた。


自分の頭の中にある握手会での状況を絞るように出すと、こんな感じで猶予がかなりあるように思われるかもしれないが、全員で3秒はなかったと思う。
3人ともそれぞれが半端なく可愛くて、そして時間がとても無い中で頑張って、こちらに目を向けてくれたように思った。
握手はTOKIOヲタの友人も言ったとおり、凄い。思った以上に凄い。
そして、私は麻琴の神がかった可愛さにすっかり骨抜きになってしまった。
彼女が芸能界で生きていく限り、私は応援しつづけたいと強く思った。

*1:娘。を3チームに分けて一日で東名阪3会場で握手するやっかいなイベント。