汗まみれ‘04

小越勇輝さんにたどり着いたオタクのブログ

「ALICE ALIVE 2009‐I`m home‐」島根公演

2週間置いてのレポになってしまいました。もういいか…と思ったけど、やっぱり書くことにしました。
セットリストはアリス公式HP「アリスの飛行船 AIRSHIP OF ALICE Since 2001.7.11」ライブ掲示板のななのすけ様書き込みから転載させて頂きました。ありがとうございます。おかげでしっかり本番に臨むことができました。

ネタバレ含みます。アリスライブツアーはまだまだこれから。



パンフレットは買う気まんまんだったので、入場してすぐグッズ売り場へ。グッズ売り場は大変混雑していた…つうーか、グッズを眺めてる人でロクに見られず。ちょっと見たけど、質がよろしいものを使ってあるのか値段が張ってました。
パンフ(2000円)を買うと、ステッカーをくれました(写真)。会場名や日にちまで入れてあって、思わぬメモリアルグッズになりました。
客層は、私が思っているより年齢層が高かったです。うちの母(54歳)が平均…いや少し下ぐらいかもしれないw夫婦や友人同士、結構熱烈なヲタも大勢いらっしゃるようでした。若者はほんとに見ませんでした。唯一、近くの席でお母さんらしき人と来ていたスタイル抜群のギャルがいたんですが、同伴なのかと思いきや、ものすごいノッっていましたw
匂いは当然加齢臭がそこはかとなく。チンペイさんが「昔の銭湯の匂いがして懐かしいです」とフォローになっていないようなフォローをしてましたwそれもいい思い出ですね。
私の今回の席は1階3列超左サイドです。すぐそこにアリスがいる!でも少し見づらい。前の席って見上げるかっこうになるから首が痛くなるんですけど、着席していることも多かったので、余計ひどかったです。

   キンちゃん

 
べーやん    チンペイ

てな感じで、定位置からほとんど動かなかったので、べーやんがキンちゃんにだだかぶりorzチンペイさんもライトの関係で見にくかったので、ほとんどべーやんを見てました。
で、べーやんがやたら見つめてくるので、クセで目をそらしてしまいましたwべーやんは普段演歌歌手だからか、客席を凝視してひとりひとりをじっと見るんですよね。見つめられて実は嬉しかったのに、ツンツンしてしまったと後悔…。ちなみにキンちゃんが前に出てきた時も凝視され、これは物珍しい生き物を見ている視線でしたが、これもまたそらしてしまいました。TOKIOライブで目が合いそうになると、そらす条件反射が身についてしまっているww
メンバーの感想。
・チンペイさん
ちゃんと仕切る係。アリスのリーダーですから。
喋り方というか声が非常に優しい。ネタを要所要所に織り交ぜていて、話がすごく面白い。
ちゃんとしたいがためか、ハプニングがあると少しキョドってかわいらしかった(12弦ギターの弦が切れたりとか)。演奏、歌ともに、直立姿勢だったりじっとして動かなかったり。
体系はオッサンだけどそれでも60歳と思えばイケてる方。ラフなスタイルでちょっとダボダボのジーパンだったけど、それが様になっててかっこよかった。
・べーやん
ボケ担当。ふざける係。特攻隊長的な立場。でも真のトーク力もなかなかのものです。
ベストにタックの入ったパンツって感じでしたけど、一番ステージ衣装っぽいといえばそう。
体全体でリズムを取るようで、チンペイさんに比べると落ち着きがない感じ。でも逆に、ものすごく楽しんでるのが伝わってきました。
汗ふく時ハンドタオルで優しくタッチして吸わせてて、かわいらしかったw普通ゴシゴシやっちゃうじゃないですか。
二人に比べるとややちんちくりん。
・キンちゃん
アリスのアイドル。(ってチンペイさんが言ってた)
あんまりしゃべらないし前にも出ない。サポメンと同じ位置っつうのはやりすぎだと思いましたけど。チン&ベーは他バンドにいたキンちゃんの腕前に惚れ込んで、アリスに引き抜いたって言ってたので、決してサポメンではない。
喋り方がほんわかしてて、マイペース。リーダーとかぶります。
格好は一番若者らしい。渋谷で買い物しても似合う。足細くて長い。

<セットリスト>
OPENING SE 夏の終わりに(INST)
第1部
1.知らない街で
2.愛の光
3.アリスの飛行船
4.もう二度と
5.黒い瞳の少女
6.5年目の手紙
7.誰もいない
8.秋止符
9.Going Home(家路)※新曲
10.走っておいで恋人よ

第2部
1.散りゆく花
2.冬の稲妻
3.涙の誓い
4.ジョニーの子守唄
5.あの日のままで
6.夢去りし街角
7.今はもうだれも
8.狂った果実
9.帰らざる日々
10.遠くで汽笛を聞きながら
11.チャンピオン

    • ENCORE--

1.さらば青春の時

ENDING SE さらば青春の時(INST)

第1部はアコギスタイル。キンちゃんは主にコンガを使ってました。
耳に馴染みのない曲もあったけど、それでも聞き入るくらいに歌声も演奏も心地よかったです。チン&ベーのハモは、完全に一体化しています。べーやんはたまに演歌に戻りかけますけどwっていうか堀内孝雄コンサートも普通に行きたいんだよね。はぐれの主題歌たくさん歌うんだよね?ツアー日程は毎回チェックするけど、山陰には来ないんですよ…。
チンペイさんは声量も音域ももちろん声質も素晴らしくて、それを椅子に座って演奏しながらやってるかと思うと鳥肌が立ちます。谷村新司コンサートなら年1くらいで鳥取であるみたいです。
MCはなかったんですけど、曲間でちょこちょこやってました。弦切れた時とか、「ここホントはすぐ曲に行くんですけどねぇ」と言ってました。あと初恋や青春がテーマだったようで、「30年前のあの人に今会わなかったほうが良かった」という還暦らしい会話でものすごい爆笑をさらっていきましたw普通に死にネタもリアルじゃないですか。空席があると「何かあったのでは」と心配になると言ってました。
昔松江でイベントした(40年近く前だと思われる)のを行った人もチラホラいたようですwかっこいいよね。
でもアリスライブに初めて来た人もすごく多かったですよ。
この時に新曲のレコーディングをするっていうコーナーがありました。
各会場で録音した観客の声をつなげていって、それをコーラスとして使うそうです。島根は溜めがあって結構難しいパートで、何回も練習しました。あーあー♪って感じでチンペイさんが歌ってみせたのですが、べーやんが勝手に「なーぜー♪バーカー♪」と歌詞を付け、覚えやすかったのでそれでしばらく練習しましたw




第1部は1時間ちょっと。
終了後、15分休憩。舞台でもないのに何故ww
チンペイさんが「なんで15分休憩があるのか分かりますよね?wどうぞ心置きなく行ってください!」と言ってたのでそういうことですww


第2部はライブスタイル。
曲目見ても、ずっと立ってノリノリですな!と思ってたら、半分ぐらいは強制着席させられました。まぁ「帰らざる日々」はテーマも曲調もすべてとんでもなく暗い歌ですので、当然なんですが。ちょっと泣いたよ。
「今はもうだれも」は佐竹俊郎さんという方に頂いた?曲で、残念ながら佐竹さんは亡くなっておられますが、アリスはこの曲に随分助けられた思い出深い一曲だという紹介をしていました。
「チャンピオン」は高まったどころの騒ぎではありませんでした。ノリすぎてあやうくPPPHしかけましたがw


アンコールで、どじょうすくい饅頭の絵をパクった3人のイラストが出てきて噴きました。
顔などはそのまんまで、ヒゲが変えてあったりだとか、キンちゃんはウェーブかかった髪がほっかむりからはみ出てるだとかw



ダブルアンコールなどはなし。客の引きが酷く早かった。
2部も1時間ちょっと。6時半開演でほぼ定刻どおり開始されて、終了したのが9時頃ですので。
母達に迎えに来てもらったんですが、一緒にいた叔母が「そこで出待ちしとるファンがいっぱいおったよwwもしかして、会場もおじさんおばさんばっかりだったか?なんか他のイベントがあるかと思ったけど、アリスのコンサートって50〜60代のお客さんばっかなの?」ときかれたので、「会場の中もそんなんだっだよ」と教えてあげました。



アリスは思ったとおりの素晴らしい3ピースバンドでした。こんな貴重なコンサートを見られて良かったなと思いました。演奏も普通にうまいのよね(当たり前だけどさ)。うまいだけじゃなくて、心を込めて、すべてを注いでいるように感じられて、演奏してたの2時間ぐらいだと思うんですが、結構過酷なツアー日程をこなしている上で、あそこまで完成されたものを見せてくれるのはプロの中のプロだと思いました。1曲1曲の完成度が高いのよね。技術面は当然、気持ちもね。
感動した。しかもトークも面白かったし、不満の全くないライブでした。
アリスは完全復帰するべきだと思います。もったいない。これからも応援していきますので、何卒よろしくお願いします。