汗まみれ‘04

小越勇輝さんにたどり着いたオタクのブログ

こうの史代「夕凪の街 桜の国」

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)
広島原爆が投下されてから10年後・約42年後・約59年後のお話。読んでいて泣けてきた。
ヒロシマ関係の本はよく読み漁るし、平和資料館にも何回も行ってるし、丸木美術館(埼玉の山の中)も行ったりして関心は人よりあるつもりなのだが、こういう風な形のものがあることに私は感動をした。思いとか、それは人それぞれで、でも方向は一緒なのだが、…ああ、難しい。でもボンヤリとした気持ちが少しハッキリしてくる感じ。
もう3回通して読んだ、絵があっさりしているし、単行本の厚さもあまりないが内容が濃い。いろんな発見が見えてきた。