汗まみれ‘04

小越勇輝さんにたどり着いたオタクのブログ

はぐれ刑事純情派(今PART11・9話まで済)

今(っていうかもう何ヶ月も前からだけど)再放送をやっていて、これが相当面白い。
リーダーが出演してたのはPART8(1995年)〜PART11(1998年)の4年間。あと、殉職した回がPART16(2003年)の初回。
私がリーダーファンになった決定的な回が、PART10の「匂った女!?証拠写真の謎」だった。
この時リーダー扮する山岡刑事が、たまたま忘れてあったバッグを山手中央署に持っていき、忘れ物を取りに来た女性に渡したすぐ後に本物の持ち主が現れ、山岡刑事大チョンボ
その女性がそうまでして取りにきたのは、中に入っているフィルムで犯人断定の決め手になるのを恐れた為で、山岡刑事は1回の失敗で犯人を逃すし、証拠もなくすし、忘れ物のバッグをアカの他人に渡すという大失態。
バッグが忘れてあったバス停で、もしかしたらその女性が来るかもしれない…と待つが、全く手がかりがなく、落ち込む山岡刑事。「荷物が見つかる」といいながら100円玉を上にはじいて占うが「見つからない」。「ぼくは刑事に向いてない」でまた上にはじくがキャッチに失敗し、それを拾ったのは先輩の安浦刑事
安浦刑事は「こんな100円玉なんかで、おまえの人生決められるのか。お前刑事の仕事好きじゃないのか」と諭される。そこで山岡刑事が「好きです。大好きです!」と言った。



この「好きです」が猛烈にたまらなかった。そのセリフは安浦刑事に言っているのであるし、好きなのは刑事の仕事であるわけで、恋愛がらみでもなんでもないのだけど、ハァ〜ンとなってしまうのであった。
で、その後「さくら」で一杯やって、シーンとしてはもう山岡刑事は酔いつぶれてカウンターに突っ伏している。そんな山岡刑事を見つめながら「俺の若い頃に似ている」なんて言ったりして。普段は安浦刑事の娘のユカちゃんとムフフな仲なので結構手厳しかったりするのに、本心は息子みたいに思っているのだろう。
そして山岡刑事を連れて安浦家に宿泊。山岡刑事は朝起きたらここどこ?とか言ってて全く記憶ないようであった。パンツ1丁で寝てるのにうっかりユカちゃんにそんな姿を見せちゃって…みたいなラブコメもあったりして。
そして、どんな女性が取りにきたかを思い出すまで、取調室で取り調べもどき。
なんでこんな、何回も同じ事を言わされ、犯人みたいなことされなきゃならないのかと半ギレになる山岡刑事を安浦刑事は強く叱る。「何回でも聞かせてくれ、どんな小さな事でもいいから」と目を閉じて状況を説明するように言われ、閉じて話すと…香水の匂いがあったのを思い出し、そこから犯人に結びついたのでありました。どうでもいいけど目閉じるなんてシチュエーションなんて普通ないからハァ〜ンでした。


山岡刑事は2人兄弟の次男で、父親が弁護士かなんかだったと思う。で父親とあんまり合わなかったらしく反発して刑事になったとかなんとか。だから親との縁は薄いっぽい。寮暮らしだし。確か山岡刑事の身内の事は1回も話に出てなかった、かな?PART9までのは全部見てないかもしれないので自信ないけど。
刑事の仕事が好きで好きで仕方なかった山岡刑事は、殉職も本望だったのかな。うん、悔いなしだったかもしれない。最後には尊敬する安浦刑事に一人前と認められたから。
ただひとつ、ユカちゃんとの事だけは未練が残ってるんだろうな。ユカちゃんはこの後、警察官になったんだけど恋人の話はナシ。だからといって新しく恋人ができても納得できないだろうなぁ。



そんな山岡刑事のアレコレ考えると涙が止まらないので、山岡刑事のビジュアルとか楽しんでますけどね。だってねぇ、一番新しいシリーズでも27歳だもん、若いよ。ピッチピチ。
話もなかなか面白いし(何回も見てるから冒頭のシーンでストーリーが分かってしまうが)あと、山手中央の皆さんが最高なんだよね。この間やっさんのセリフに皆が吉本みたくずっこけていた(山岡しゃんは電話を取らなきゃならないせいかやってなかったけど)。ずっと一緒にやってるから、掛け合いも手馴れたものです。


ちなみに月〜金の朝っぱらにやってるんですけど、今日はたかたのテレビショッピングだった…ものすごいガッカリ。
いや、何回も見てるしビデオも録ってるんだがなぁ。