汗まみれ‘04

小越勇輝さんにたどり着いたオタクのブログ

ありふれた奇跡

今日は木曜日なので、「ありふれた奇跡」の放送日です。
先々週ぐらいから見始めました。
きっかけは、新聞のコラムに「深みのある内容とまさに『ありふれた奇跡』の演技の俳優さんのいるドラマなのに主演の仲間由紀恵が全てブチ壊し」みたいなのが載ってて、逆に興味を持ったのです。
話は非常に暗いしセリフ回しもくどいのですが、そこが私にとっては魅力に感じます。「渡鬼」のセリフ回しが私のニュートラルですからw人間の醜さや弱さ、この人を助けたい守りたいって心から思う愛情も伝わってくる。だけどそれは偽善的な愛ではなく、結構生臭い。
個人的には、戸田恵子のあのお母さん然としたウザさがたまりません。言い様がないんですけど、「お母さん」という人種の悪い癖がよく出てるな、と感心します。
一徳さんはいっつもシビアな役ですよね。これもそうです。謝りにきた翔太に、冷酷なまなざしで過去の失敗などを責めたてるシーンは、私自身のそういう弱さ・甘さを指摘され傷をえぐられている気分にさえなりましたね。
先週は井川さんと八千草さんの最後らへんのシーンがもう、倒れそうなくらい心臓にきました。
…その後にあの、AB型ドラマだったんですけどw


メンタルで何かしら弱い部分を持っている人は傷に塩すり込まれる辛さがあるし、少なくともルンルン気分では見られない内容です。