汗まみれ‘04

小越勇輝さんにたどり着いたオタクのブログ

ピノコ2

家に帰ってピノコを撫でる。死後硬直でかちかちだけど頭のふわふわはかわらない撫で心地。
これからなにをしててもピノコのことを思い出してしまうんだろうな。
なんにもしたくなくて、いやしたくないっていうか、ピノコはもうできないのに…、って考えてしまって、でもピノコはそんな今の私を見て嬉しいって思うわけないんですよ。私を長い間前向きにしてくれる姿を思い出したら、ピノコは、人間大好き家族大好きだったから、自分がいなくなったのを嘆き悲しむことなんてまったく望んでないんだ。家族に、毎日楽しく、笑顔いっぱいに過ごしてほしいんだと思う。
昨日帰ったら、それまでほとんど動かなかったのに「私、元気だよ!遊んで!」ってかんじで、もう起き上がれないのに力振り絞って、私の足元にヨタヨタと来てくっついてきてた姿を思い出すと、もっとずっとピノコの側にいて、夜通し抱きしめてあげたらよかった、って今すごく後悔している。明日になったらすこし元気になってるかもっていう希望を持ちすぎた。

泣いても、これはエゴの涙で、ピノコは泣いてほしくないって思ってるんだろうな。まぁ泣いてるけどな。すごく悲しいよ。ピノコがこの世からいなくなったんだから。

ピノコは教えてくれた。身近にいる人の大切さとか、生きるのって、ごはんいっぱい食べたりいろんな探検できたり、いろんな人たちと仲良くなれて、楽しくておもしろくて幸せだってことを教えてくれた。楽しいことがいっぱいの今を、もっと楽しくしていくこと、それがピノコからの最後の、私にして欲しいことなのかもしれん。

明日土葬します。