汗まみれ‘04

小越勇輝さんにたどり着いたオタクのブログ

恭一くん回

早海さんはとうとう恭一くん回に突入です。
恭一くんは恭一くんで自分のできることを一生懸命頑張っているんだけど、それが結果に結びつかない。むしろもがけばもがくほど最悪な状況になってきているわけで…会社でも家(というか夫婦の間)でも。
なんだっけなお母さんが「お兄ちゃんは頑張って努力して、やっと平均点を取れる」とかいうことを言っていたんだけど、恭一くんはおそらくずっと「お兄ちゃん」って扱いをされてきただろうし、すぐ下の弟は得意分野はずば抜けて出来るタイプだったようだし(もちろん努力もしてたんだけど)、10歳以上離れた弟たちには、腑抜けになってしまった父の代わりに俺がしっかりしないとっておそらく思ってきていたんだろうし、恭一くんの性格や立場を考えると、心配でたまらなくなります。
あの優梨子さんですら、何も言えなかったんだもん。母の「何でも話しなさい」って助言があったにも関わらず。
ホント恭一くんにかける言葉がまったく見つからない状況。
あまりにも気の毒で見ていられないけど、「うっかわいい…」という気持ちもいっぱいになってしまったシーンが多かったですな今回…それに、イノッチの演技上手いって思ったことが今まで実は一度もないのですがw今回は上手いと思った、「上手い」という表現が合ってないかもしれないけど、恭一くんをやる人がイノッチである必然はあったと思う。
例えば、ガテマラ祭り家族会議でひとり置いてかれてる顔とか、嫁に冷たい態度取ったあとの精一杯の笑顔とか、優しい嘘をついてるところとか(嫁にはバレてるのに…)、ひとりになった途端、カバンから書類を出し机に叩きつけて、その後拾っているところとか。
あんまり感情を出してないように見える時の表情とか言い方はちょっとやるなぁと思いました。
…今までで話が一番重たい回だったはずだし、かわいいとか思う余地ないかと思えば、まだ全然9係とか今までの早海さんのほうが物語だけに集中できてたけどねw
最後らへんの、嫁からの手紙読んで泣くとこもね、手紙を両手持ちしている姿がかわいいなぁと思ってしまいました。両手で持たなくてもいいものを両手で持っている姿のかわいさ、何なんだろう…。計算してなくて、ホントに素でああいう手の感じになるんだねw


次回は恭一くん大荒れですね。大好きで尊敬している優梨子さんにあそこまで言うほど心がボロボロになって追い詰められる恭一くん見るのしんどいぜ…見るけどさw
恭一くんを救えるのは優梨子さんだけなんだけど、その優梨子さん自ら追い詰める行為をしてしまうんだもんな、愛してる人をなんとか助けたいって気持ちからだっていうのは分かるんだけどなーああ切ないよ。